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過去の新着郷土資料

過去にご紹介した新着郷土資料の一覧です。
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令和7年5月の新着郷土資料(令和7年4月30日掲載)

資料名出版情報内容
父、松本竣介 松本 莞∥[著]
みすず書房 出版
4,000円+税
松本竣介(1912-48)は、岩手の花巻・盛岡で育ち、東京で画家として活躍しました。若くして亡くなった彼の作品は、後に家族を含めた多くの人々の尽力によって広く知られるようになります。本書は竣介の次男・莞による、残された多くの資料や家族に伝わる思い出とともに画家松本竣介の生涯を綴った1冊です。
OHTANI'S JOURNEY
大谷翔平世界一への全軌跡
Los Angeles Times∥編
児島 修∥訳
サンマーク出版 出版
6,300円+税
大谷翔平の活躍を近くで見続けた地元紙であるアメリカ最大規模の日刊紙「Los Angeles Times」(ロサンゼルス・タイムズ)による、日本時代からドジャースでの世界一、3度目MVPまでの記録。7年間かけて撮影した大谷翔平選手の多くの写真と、地元メディア、チームメイト、監督など彼の周りの人々や本人の声の詰まった記事を見ることができます。
写楽殺人事件
(講談社文庫)
高橋 克彦∥[著]
講談社 出版
870円+税
江戸中期に活躍し、わずか10ヵ月で姿を消した謎の浮世絵師・東洲斎写楽。大学で助手をしている津田はその謎を解き明かそうとするが、身の回りで連続殺人が起こり始めて―。写楽の正体を追う謎と浮世絵研究界で起こった殺人事件に、彼は翻弄されながらも次第に真実に近づいていきます。第29回江戸川乱歩賞受賞作。本書は1986年7月に講談社文庫より刊行されたものの新装版です。
逃亡者は北へ向かう 柚月 裕子∥著
新潮社 出版
1,900円+税
震災直後に2つの殺人を犯してしまった青年・真柴亮はある人物を探すため、北へ逃亡する。被災し家族を失いながらもそれを追う刑事の陣内康介。正反対の2人のそれぞれの視点から、被災した東北の地を舞台に描かれる逃亡劇です。クライムサスペンスでありながらも、震災の混乱の中での人々の人間模様が印象に残る作品です。
サーミランドの宮沢賢治 管 啓次郎∥著
小島 敬太∥著
白水社 出版
2,300円+税
『銀河鉄道の夜』の朗読劇を続けてきた詩人・管啓次郎と音楽家・小島敬太。『銀河鉄道の夜』が書かれてから100年となる今、2人の著者が賢治の「北」に対する思想を追い求めて最北の地フィンランド、サーミの人々の住む「サーミランド」へ。現地の生活や思想、文化に触れることができる紀行文です。

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令和7年4月の新着郷土資料(令和7年3月31日掲載)

資料名出版情報内容
奥州藤原氏
その光と影
(読みなおす日本史)
高橋 富雄∥著
吉川弘文館 出版
2,400円+税
100年にわたり東北を支配した奥州藤原氏4代。みちのく平泉で中尊寺や毛越寺を築き、皆金色(かいこんじき)の浄土教文化を華開かせた清衡(きよひら)・基衡(もとひら)・秀衡(ひでひら)・泰衡(やすひら)らがめざした世界とは。平泉研究の第一人者が「北方の王者」の栄光と落日を描いた歴史書です。
日食なつこ
改訂版
日食 なつこ∥監修
ケイ・エム・ピー 出版
3,600円+税
花巻市出身のピアノ弾き語りソロアーティスト、日食なつこ。ギターやベース、時にはドラムさえもピアノひとつで表現する独自の作曲スタイルや、歌詞の世界観が注目を集めています。本書は本人が監修したピアノ弾き語り譜で、「ヒューマン」から「水流のロック」「音楽のすゝめ」など、魅力満載の楽曲が全26曲収録されています。
国萌ゆる
小説原敬
(実業之日本社文庫)
平谷 美樹∥著
実業之日本社 出版
950円+税
原健次郎(後の原敬)は盛岡藩士の子に生まれ、明治維新により士族をはなれ平民となった後、新聞記者、外交官を経て、政治の世界へと身を投じる。「平民宰相」と呼ばれ、日本初の本格的政党内閣を率いた政治家、原敬の激動の生涯を描く歴史長編。盛岡藩家老・楢山佐渡を描いた、同著者の『柳は萌ゆる』とも繋がりの深い一冊です。
まさきの虎 濱野 京子∥作
こうの 史代∥絵
童心社 出版
1,400円+税
小学6年生の真莉愛は、両親の離婚を機に母方の祖母の家に越してきた。5年前に大きな地震があったリアス式海岸の海と緑のこの町で、幼いころに出会ったまさきくんが震災で亡くなっていたことを知る。だれがまさきくんのことを覚えているのだろうか―。東日本大震災でうしなわれた命と、記憶をめぐる物語です。
法華経の風景
(アジアと芸術)
菅井 理恵∥文
宍戸 清孝∥写真
鳳書院 出版
3,000円+税
シルクロードを介して日本にもたらされた仏教。あらゆる人の成仏を説く「法華経」は、数ある経典のなかで諸経の王とされています。日本各地に点在する法華経にまつわる風景を巡り、写真とエッセイを通して各地・各時代の法華経の痕跡に迫ります。岩手からは宮沢賢治と、賢治が暮らした花巻を取り上げています。

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令和7年3月の新着郷土資料(令和7年2月28日掲載)

資料名出版情報内容
岩手
盛岡・花巻・平泉 '25
(まっぷるマガジン)
昭文社 出版
1,050円+税
旅の楽しさやワクワク感をギュギュっとつめこんだ、旅行者定番の旅行ガイドブランド『まっぷる』から岩手の最新版が発行されました。世界遺産平泉をはじめ、名湯や秘湯、三陸の絶景や海の幸など岩手全域の観光スポットが掲載されています。一泊二日で平泉・花巻・盛岡を巡るプランや、三陸鉄道各駅停車の旅なども紹介されており、広い岩手の楽しみ方がよくわかる一冊です。
遠野物語と怪異
見るだけで楽しめる! 遠野の呪術の世界
遠野市立博物館∥監修
河出書房新社 出版
1,700円+税
『遠野物語』に登場する怪異や妖怪、呪術に焦点を当て、民間伝承や民俗資料を通して、『遠野物語』の世界観を紹介します。遠野の風景や妖怪出没地点の写真が多数掲載されています。遠野市立博物館でこれまでに開催された「遠野物語と呪術」などの特別展の展示図録をもとに怪異をテーマとして再編成し、書籍化されました。
大谷翔平2024完全版
ワールドシリーズ頂点への軌跡
特別報道記録集
朝日新聞出版 出版
1,100円+税
大谷翔平選手の今季の活躍をすべて詰め込んだ雑誌『AERA』増刊『大谷翔平 2024 完全版』。ワールドシリーズや優勝パレード、メジャー史上初の「50-50」を達成した大谷選手の54本塁打のシーンなどを全134枚の写真で振り返ります。2023年秋以降に雑誌『AERA』に掲載した大谷選手の記事も収録されています。
ぴったりこん
特製版
小野寺 悦子∥ぶん
池谷 陽子∥え
福音館書店 出版
900円+税
“うでで おおきな わっかを つくるよ
ゆびさき ついたら これが ぼくの ぴったりこん”
主人公の僕はぴったりこんのものを探して、おもちゃ箱や地球儀、ぬいぐるみや電柱などさまざまなものに抱きつきます。はたしてぴったりこんのものは見つかるでしょうか。『ちいさなかがくのとも168号』の作品が特製版になりました。作者は盛岡市出身です。
温泉文学史序説
夏目漱石、川端康成、宮沢賢治、モーパッサン
(水声文庫)
岡村 民夫∥著
水声社 出版
2,800円+税
温泉文学は、近代文学と温泉の歴史の出会いから生まれました。夏目漱石をはじめ、川端康成、宮沢賢治、フランスのモーパッサンなどの小説における文学と温泉の相互関係を検討し、文学史の新たな視点を示した一冊です。作品のあらすじや、モデルとなった温泉の紹介を経て、文学的・歴史的考察を行います。

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令和7年2月の新着郷土資料(令和7年1月31日掲載)

資料名出版情報内容
御所野遺跡ものがたり 高田 和徳∥著
やました こうへい∥挿絵
同成社 出版
1,800円+税
「北海道・北東北の縄文遺跡群」のひとつとして2021(令和3)年に世界遺産に登録された、岩手県の御所野遺跡。本書は、そんな御所野遺跡の重要な発見や考古学研究のおもしろい成果などを、発掘調査を指揮した高田和徳さんと人気絵本作家・やましたこうへいさんがわかりやすく紹介しています。
学問の家大槻家の人びと
玄沢から文彦まで
一関市博物館∥編
吉川弘文館 出版
2,200円+税
日本で初めての蘭学入門書『蘭学階梯』を著した玄沢(げんたく)、藩校「養賢堂」学頭の平泉(へいせん)、日本初の近代的国語辞典『言海』を編纂した文彦らを輩出した仙台藩領の大肝入を宗家(本家)とする大槻家。
本書は、重要文化財の大槻家関係資料から、様々な分野で功績を残した各生涯を明らかにし、「東に大槻氏あり」と称えられた一族の歴史を描いた一冊です。
THE GREATEST大谷翔平プレイバック2024
岩手日報特別報道記録集
岩手日報社 出版
1,400円+税
ドジャース移籍1年目から指名打者としてチームを引っ張り、前人未踏の「50本塁打、50盗塁」を達成した大谷翔平。本書は、そんな異次元の活躍を見せた2024シーズンを約120枚の写真とともに振り返った一冊です。新聞紙面ではお目にかかれない貴重な写真や、岩手日報のカメラマンが撮影した本書だけのショットが満載となっています。
銀樹 森埜 こみち∥著
日下 明∥絵
アリス館 出版
1,500円+税
家族をなくし、過酷な暮らしを送っていた主人公のシンはある日、朽葉の里に住む薬師・マボウに助けられ山奥で一緒に生活することに。成長するにつれてマボウに憧れを抱き、彼と同じ薬師になった頃、都から一人の薬師が訪ねてきて銀樹という不思議な樹から作られた秘薬が欲しいとシンたちに言ってきますが…。
著者は岩手県出身です。
語れるようになる日本の文豪 志村 有弘∥監修
成美堂出版 出版
1,500円+税
本書は、明治期から昭和期の文豪約40人の生涯と当時の時代背景など、伝記的な視点、歴史的な視点から文学作品を深く知ることが出来る一冊です。名作が生まれた背景を豊富なエピソードとともにイラストをまじえて紹介しています。第3章の大正後期から昭和前期の文豪紹介では、岩手県出身の宮沢賢治の生涯や作品について詳しく書かれています。

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令和7年1月の新着郷土資料(令和6年12月27日掲載)

資料名出版情報内容
一九二四年盛岡情景
復刻写真でたどる大正の街並み
岩手日報社 出版
2,300円+税
大正13(1924)年に盛岡市から発行された「盛岡案内」に収録されていた写真68点とカラー地図1点が、高精細スキャンによって復刻、新しい体裁でよみがえりました。宮沢賢治の母校である盛岡高等農林学校や、原敬ゆかりの仙北町駅、岩手県立図書館の初代館など、大正の盛岡の街並みを今に伝える一冊です。
大谷翔平特集
世界を目指すみんなの教科書 アスリートヒーローBOOK
repicbook 出版
1,200円+税
ロサンゼルス・ドジャース移籍1年目にして、MLBワールドシリーズ制覇を達成した大谷翔平選手。少年時代からドジャース移籍後のシーズン前半までの活躍を、豊富な写真とともに紹介しています。これまでに築き上げてきた数々の偉業はもちろん、人柄がよくわかるエピソードまで綴られており、子どもから大人まで楽しめる内容です。
自由に捕らわれる。 カンザキ イオリ∥著
河出書房新社 出版
1,400円+税
その日、姿夜は琥太郎の遺体を発見した。事故か自殺か、それとも…。心ない噂が飛び交う中で、姿夜は高校の先輩・美生心と調査をはじめる。すると、衝撃の事実が次々に浮かび上がり…。
著者は岩手県出身。2014年にボカロPとして音楽活動を開始、2020年に自身の楽曲の同名小説「あの夏が飽和する」で作家デビューしました。
サケの旅
ふるさとの川をめざす
平井 佑之介∥写真・文
文一総合出版 出版
2,000円+税
秋、4年前に岩手県内の川で生まれ、海へと旅立ったサケたちは産卵のためにふるさとの川へ帰ってきます。そして目的を果たすとその一生を終えるのです。冬に卵からかえったサケの赤ちゃんはどのように育ち、旅立ちの日までを過ごすのでしょうか。水の中で繰り広げられる、世代をつなぐ命のドラマを追った写真絵本です。
科学と賢治と宗教と
「知・情・意」を生きる
石川 裕二∥著
工作舎 出版
2,700円+税
宮沢賢治は自然科学を学び、稲作指導を通じて農民を助けました。一方で、仏教を信仰し、キリスト教をはじめとした他の宗教にも広く関心を持っていました。なぜ、相対しているようにも思われる科学と宗教の両方に身を置いていたのでしょうか。賢治の作品を手がかりにして、宗教と科学の関係がわかりやすく解説されています。

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