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過去の新着郷土資料(令和3年)

過去にご紹介した新着郷土資料の一覧です。
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令和3年12月の新着郷土資料(令和3年11月30日掲載)

資料名出版情報内容
ぼくにはこれしかなかった。 早坂 大輔∥著
木楽舎 出版
価格 本体1,400円+税
就職することだけが人生ではない-。著者・早坂大輔氏は2017年に盛岡市内に本屋を開きました。サラリーマンを辞めて、本の買い付けのためニューヨークへ渡り、そして本屋「BOOKNERD(ブックナード)」の店主となるまでが綴られています。書き下ろしのブックレビュー「ぼくの50冊」も収録されています。
世界一の地域医療を目指して
岩手医科大学物語
小川 彰∥著
潮出版社 出版
価格 本体1,800円+税
岩手医科大学は「チーム医療」の先駆けであり、日本随一の地域医療の拠点として知られています。自身も卒業生であり、現在は理事長を務める著者が、創立120年の歴史と精神を語ります。震災やコロナ禍を通して見えてくる今後の課題と地域医療のあり方についても語られています。
世界の牛切手
牛の博物館Web企画展
奥州市牛の博物館 出版
頒価不明
奥州市にある「牛の博物館」は、牛に関わる資料の収集や展示を行っている牛の専門博物館です。この資料は、昨年の9月から10月にかけて開催されたWeb企画展『世界の牛切手』の目録資料です。世界中で発行された様々な牛切手を通して、牛と人との深い繋がりについて知ることができます。
アルカリ色のくも
宮沢賢治の青春短歌を読む
佐藤 通雅∥編著
NHK出版 出版
価格 本体1,600円+税
9人の現代歌人が宮沢賢治の短歌を鑑賞しつつ、短歌に込められた心情や短歌が詠まれた時期の賢治について考察していきます。「NHK短歌」で4年にわたって連載された内容がまとめられています。あまり知られていない賢治の歌人としての一面を味わってみませんか。
炎上案件明治/大正ドロドロ文豪史 山口 謠司∥著
集英社インターナショナル 出版
集英社(発売)
価格 本体1,600円+税
文豪たちは時に苦しみ、悶え、文章を綴りながら作品を生み出してきました。そんな彼らの知られざる一面と人生が紹介されています。様々な名作の影に隠された文豪たちの炎上案件20件をまとめた本です。石川啄木のページでは、生前に借金を繰り返していた彼が求めたものや裏事情が描かれています。

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令和3年11月の新着郷土資料(令和3年10月31日掲載)

資料名出版情報内容
武士道
日英対訳
新渡戸 稲造∥著
増澤 史子∥英語解説
[澤田組∥訳]
IBCパブリッシング 出版
価格 本体1,800円+税
新渡戸稲造が欧米人に「日本の魂」を伝えるため、英語で綴った名著「武士道」。そのストーリーをシンプルに書き改めた英語と日本語訳で収録しています。他にも様々な場面で役立つ重要語句や英語表現の解説も掲載しています。日本人の倫理観・道徳観を形成する「武士道」を英語で読んでみませんか。
山棲みの生き方
木の実食・焼畑・狩猟獣・レジリエンス
岡 惠介∥著
七月社 出版
価格 本体2,800円+税
北上山地山村に住む人々は、森の恵みをいただき、時に自然災害に脅かされながら森と共に生活しています。フィールドワークで訪れた岩泉町・安家に魅了された在住20年の著者が山での暮らしを描きます。2016年3月に発行された初版に2つの章を追加し、1つの章を大幅に書き換えた増補改訂版です。
農業用ハウスの風・雪被害対策マニュアル 岩手県農林水産部農産園芸課

近年岩手県では、風害や大雪による農業用ハウスなどの農林関係施設への被害報告が後を絶ちません。災害による農家への被害を減らすために、農業用ハウスの風・雪被害対策マニュアルが作成されました。風害・雪害被害の特徴やハウスの補強・管理方法などを図や写真でわかりやすく解説しています。

証言大谷翔平 張本 勲∥ほか著
野村克也∥ほか著
江本孟紀∥ほか著
宝島社 出版
価格 本体800円+税
いまや世界的な注目を浴びているロサンゼルス・エンゼルス所属の大谷翔平選手。チームメイトやコーチらが彼の「才能」「努力」「人間力」「素顔」を語ります。元メジャーリーガー・川崎宗則選手のインタビューも収録しています。2018年7月発行の単行本が新書化するにあたって、増補・改訂、改題されたものです。
文豪たちの住宅事情
住んだ家、住んだ土地から見えてくる文豪たちの人生と文学
田村 景子∥編著
小堀 洋平∥著
田部 知季∥著
吉野 泰平∥著
笠間書院 出版
価格 本体1,800円+税
総勢30名の文豪を取り上げ、なぜその「土地」「家」に住んだ(選んだ、引っ越した)のかを解説。彼らの住宅だけでなく、住まいや住宅事情が生活や作品に与えた影響についても解説されています。岩手からは石川啄木、宮沢賢治が取りあげられており、賢治のページでは、作品づくりに影響を与えた花巻での生涯を掘り下げています。

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令和3年10月の新着郷土資料(令和3年10月3日掲載)

資料名出版情報内容
岩手のトリセツ
地図で読み解く初耳秘話
昭文社 出版
価格 本体1,800円+税
都道府県の特徴と魅力を、地図を読み解きながら紹介するシリーズの岩手版が登場しました。地形や地質、歴史、産業、交通、文化など様々な角度から岩手県を分析しています。あなたが知っているようで知らない岩手県の意外な素顔に迫ることができる情報が盛りだくさんの一冊です。
図説日本の異界を歩く!
遠野物語
志村 有弘∥監修
青春出版社 出版
価格 本体1,190円+税
座敷童子や河童で有名な『遠野物語』を分析・分類し、図説として再構成しています。遠野地方に残る伝承や習慣の謎を紐解きながら、古き良き日本の原風景に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。2013年刊行の『図説地図とあらすじでわかる!遠野物語』を改題・加筆修正した本です。
マンガグルメ三陸街道
ラーメン旅情編
なかはら ももた∥漫画
三陸グルメマンガプロジェクト実行委員会 出版
頒価不明
ドラマ「あまちゃん」のファンである漫画家なかはら・ももた先生が、三陸沿岸でラーメンを求めるグルメ旅へ。北は八戸市から南は大船渡市まで沿岸5市にあるラーメン店をマンガで紹介します。震災やコロナにも負けずに営業しているラーメン店の力強い姿をぜひご覧下さい。
宮澤賢治の音楽風景
音楽心象の土壌
尾原 昭夫∥編著
風詠社 出版
価格 本体星雲社(発売)
2,000円+税
岩手の詩人・童話作家である宮澤賢治は、欧米文化の影響をうけた新興文化をどう感じたのでしょうか。当時の生活・文化・音楽環境をたどり、賢治の音楽心象の土壌を探っています。文明開化期の社会背景と彼の人生や作品との関係を時代ごとに把握できる内容です。
感染症文学論序説
文豪たちはいかに書いたか
石井 正己∥著
河出書房新社 出版
価格 本体1,720円+税
いつの時代も猛威をふるう感染症を近代日本の作家たちはどう書いたのでしょうか。岩手の歌人・石川啄木が結核を詠んだ歌、肺結核を患い療養中だった晩年の様子が解説されています。コロナ禍の今だからこそ、感染症の実態をリアルに伝える重要な歴史的証言を読み直してみませんか。

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令和3年9月の新着郷土資料(令和3年8月31日掲載)

資料名出版情報内容
平泉の文化史 3
中尊寺の仏教美術
菅野 成寛∥監修
吉川弘文館 出版
価格 本体2,600円+税
歴史・考古・美術の諸分野を融合させ、平泉文化の最新研究成果を広く紹介するシリーズの第3巻です。同時代の京都の動向や造像の比較と共に、中尊寺金色堂諸仏・経蔵文殊五尊像・金字宝塔曼荼羅・金色堂須弥壇の工芸意匠等の科学調査の成果から、平泉の仏教世界に迫ります。
岩手県における生活支援相談員の活動と地域福祉
東日本大震災からの10年「誰一人、独りぼっちにしない」
山崎 美貴子∥編著
山下 興一郎∥編著
岩手県社会福祉協議会∥編著
中央法規出版 出版
価格 本体2,800円+税
岩手県の生活支援相談員は、東日本大震災における相談支援を担い、肉親や住まいを失った被災者に寄り添い続けました。その10年間の活動実践を事例で紹介すると共に、今後、他地域でも役立つ組織と活動の進め方をQ&A形式で解説しています。
三陸の海の無脊椎動物 加戸 隆介∥編著
奥村 誠一∥著
広瀬 雅人∥著
三宅 裕志∥著
恒星社厚生閣 出版
価格 本体2,000円+税
三陸海岸は急深な磯環境が多く、大きな干潟が発達しにくい点が特徴です。この図鑑では大槌湾を中心に、北東北に出現する無脊椎動物の形や特徴を現場写真・標本写真・模式図を使ってわかりやすく解説します。巻末用語解説や索引も充実しています。
コミックいわて十(テン)
10th Anniversary
篠原 ウミハル∥[ほか]著
銀杏社 出版
価格 本体727円+税
漫画を通じて岩手県の魅力を発信する「いわてマンガプロジェクト」。その一環として発行されているオムニバス漫画集『コミックいわて』は今年で10周年を迎えました。人気作家や岩手県在住のマンガ家が描いた岩手や東日本大震災をテーマにした読み切り作品を多数収録しています。

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令和3年8月の新着郷土資料(令和3年7月30日掲載)

資料名出版情報内容
総合検証
東日本大震災からの復興
五百旗頭 真∥監修
御厨 貴∥監修
飯尾 潤∥監修
ひょうご震災記念21世紀研究機構∥編
岩波書店 出版
価格 本体4,000円+税
東日本大震災の甚大な被害からの復興は、まちと住宅、生活や産業の再建だけでなく人々の意識や災害へのビジョンを変えさせました。震災から10年を経た復興の現状と、阪神・淡路大震災から発展し続けてきた危機管理と災害対応、復興政策のあり方を総括します。
岩手山の花と木 岩手県山岳・スポーツクライミング協会 出版
価格 本体1,818円+税
岩手山の登山道でみられる花を白・黄・赤・青・その他の五つの色に分け、同色の花を大きさの順に並べて構成しています。さらに、7つの登山コースのどこでいつ頃どんな花が見られるかについても掲載しています。ぜひこの本を片手に岩手山を楽しんでみてはいかがでしょうか。
岩手・秋田「いい川」渓流ヤマメ・イワナ釣り場 令和版
現地を熟知するアングラーが取材&執筆!
つり人社書籍編集部∥編
つり人社 出版
価格 本体1,400円+税
釣り人による、釣り人のための渓流釣り場ガイドが「令和版」にリニューアルしました。美しく逞しい渓魚が潜む、岩手と秋田の「いい川」を取り上げ、写真とともに解説します。対象魚・解禁期間・遊漁料などの情報や地図も掲載されています。
車窓の風に吹かれて
作家たちの鉄道旅
「旅と鉄道」編集部∥編
天夢人 出版
山と溪谷社(発売)
価格 本体1,600円+税
この本は、2012年以降に鉄道旅行誌『旅と鉄道』に掲載された13人の「書き手」たちの紀行を単行本化したものです。それぞれ独特の視点で鉄道の旅を綴っていきます。その内の一人である川本三郎氏は、宮沢賢治の足跡を巡る「SL銀河」の旅について綴っています。

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令和3年7月の新着郷土資料(令和3年6月30日掲載)

資料名出版情報内容
本屋と図書館の間にあるもの 伊藤 清彦∥著
内野 安彦∥著
郵研社 出版
価格 本体2,200円+税
「本屋と図書館は敵なんかじゃない――。」伝説の書店員、故・伊藤清彦氏の言葉です。彼は元さわや書店本店店長で、一関市立一関図書館副館長でもありました。2019年12月に行われた対談や、2011年から2019年まで『岩手日報』に連載されたエッセイ、そして昨年2月に急逝した伊藤氏への追悼文などを収録しています。
いわてダ・ヴィンチ
住みやすい、働きやすい、岩手の魅力満載 2021
KADOKAWA 出版
価格 本体800円+税
後藤拓実(四千頭身)、浅沼晋太郎(声優)、佐藤璃果(乃木坂46)、伊藤ふたば(クライマー)など“すごい人”が岩手の魅力を語るほか、岩手県で活躍する「郷土人」をマンガで紹介。さらに県内の最新観光情報、グルメスポット情報、お仕事・居住情報もお届けする岩手の魅力満載の一冊です。
まんがあなたもできる!公民連携のまちづくり
岩手オガールで芽吹いたパブリック・マインド
清水 義次∥監修
まるいがんも∥漫画
山内 宏泰∥文
ヨシモトブックス ワニブックス(発売)
価格 本体1,500円+税
かつて過疎化・高齢化の悩みを抱えていた岩手県紫波町は、今では駅前エリアに年間90万人が訪れるまちとなっていた――。補助金に頼らずに行政・企業・住民が連携した「オガールプロジェクト」に学ぶ、地域再生入門書の決定版。「地域再生」「公民連携」とは何かをまんがで詳しく解説していきます。
繋ぐ 3
東日本大震災針と糸で繋ぐこころの風景
ししゅう高田松原プロジェクト
天野 寛子∥編著
中西 朝子∥編著
ドメス出版 出版
価格 本体2,300円+税
震災で被害を受けた高田松原を刺しゅう(手芸)で再現しよう――。被災者支援活動中の呼びかけで始まった「ししゅう高田松原プロジェクト」。その活動の足跡と国内外から寄せられた700点を超える作品によるタペストリーを収録。フリー刺しゅう作家・天野寛子の東日本大震災関連のフリー刺しゅう画と散文も掲載しています。
わたしの宮沢賢治 7
地球生命の未来圏
毛利 衛∥著
ソレイユ出版 出版
価格 本体1,400円+税
すべての命やモノ、文化を、平等に見つめ愛した岩手県出身の詩人・童話作家、宮沢賢治。純粋に賢治作品や彼の作品に流れる精神を愛する人たちの声を伝えるシリーズ第7巻。今回は宇宙飛行士である著者が、宇宙体験で得た新たな世界観やポストコロナ社会の展望、賢治作品への思いなどを綴ります。

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令和3年6月の新着郷土資料(令和3年5月31日掲載)

資料名出版情報内容
散策&観賞岩手<南部地域>編
修学旅行に行く前に読む本
ユニプラン 出版
価格 本体510円+税
修学旅行や校外学習といった特別活動の事前学習向けのガイドブックです。花巻・遠野・奥州・平泉といった岩手県南部地域にある約20件の観光・学習施設を掲載。中尊寺をはじめとした魅力的な定番スポットを豊富な写真と共に紹介しています。データは2020年7月のものです。
復興のための記憶論
野田村被災写真返却お茶会のエスノグラフィー
宮前 良平∥著
大阪大学出版会 出版
価格 本体3,900円+税
思い出とは何か、想起するとはどういうことか。東日本大震災の被災写真返却のためのお茶会を続けてきた著者が、思い出、記憶、想起と復興の関係について問いなおし、想起の場と寄り添い方について考えます。
岩手県交通
バスジャパンハンドブックシリーズ V105
BJエディターズ 出版
星雲社(発売)
価格 本体1,000円+税
盛岡市以南の広大な地域を運行エリアとし、乗合・貸切バス事業を行っている、岩手県交通。現有車両の車種別解説や、戦前から現在までのあゆみを写真とともに紹介します。岩手県交通のバスで訪ねる「遠野物語とイーハトーブ」等の紀行も収録されています。
片隅の人たち 常盤 新平∥著
中央公論新社 出版(中公文庫)
価格 本体860円+税
植草甚一、都筑道夫、清水俊二……。1960年代、翻訳出版の世界では個性豊かな面々が闊歩していた――。直木賞作家が若き日に出会った翻訳者の姿を描く自伝的連作集です。1992年刊行の書籍に関連エッセイ2篇を加え、文庫化しました。
井上靖とシルクロード
西域物の誕生と展開
劉 東波∥著
七月社 出版
価格 本体5,400円+税
西域の夢とロマンを井上靖はどのように描いたのか。史実と想像力がせめぎあう歴史小説創作の秘密に迫ります。「七章 宮澤賢治の西域物」では、賢治の残した書簡、ノート、メモ等を参照し、近代中央アジア探検と賢治の西域物との関わりについて論じられています。

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令和3年5月の新着郷土資料(令和3年4月30日掲載)

資料名出版情報内容
後藤新平の台湾
人類もまた生物の一つなり
渡辺 利夫∥著
中央公論新社 出版
価格 本体1,600円+税
後藤新平の力量が発揮されたのは台湾総督府民政長官時代。ゲリラの絶えなかった台湾は、植民地経営の成功例の一つと言われるまでになりました。政治指導者のリーダーシップとは何か、後藤新平の台湾での業績を通して描かれています。
山に生きる
受け継がれた食と農の記録
北国ではこうしてきた畠山トキサさん(岩手県岩泉町大川)
畠山 トキサ∥[述]
大谷 洋樹∥著
川口印刷工業株式会社出版プロジェクト 出版
価格 本体 900円+税
山深い岩泉町大川地区に91歳になる今も農家として暮らすおばあさんがいます。おばあさん―トキサさんの伝統的な食べ物づくりや農作業にいしそしむ様子が記録された資料です。鋤を使った畑起こしや粉食づくりの実演も盛り込まれています。
雫町ジュークボックス 杉村 修∥著
ツーワンライフ 出版
価格 本体450円+税
雨が降る中、一軒のバーに寄った"俺"。マスターがジュークボックスに見たことのない硬貨を入れると、急に眠気が襲ってきて……。著者が住む雫石町をモデルにした架空の町「雫町」を舞台にした短編集です。
大切な人は今もそこにいる
ひびきあう賢治と東日本大震災
千葉 望∥著
理論社 出版
価格 本体1,300円+税
陸前高田と東京、妹・トシの死にまつわる宮澤賢治の作品が、3月11日とひびきあう―。陸前高田の実家のお寺が東日本大震災の避難所となった著者。震災後10年を迎える今、伝えたいことを綴ります。
宮澤賢治・中原中也・金子みすゞ
朗読ドラマ集
末原 正彦∥著
コールサック社 出版
価格 本体2,000円+税
21世紀も語り継がれ、読み継がれる詩人―宮沢賢治・中原中也・金子みすゞ。若くして亡くなった3人の一生はどんなものであったのか。そして各々の詩はどんな環境で生まれたのか。朗読ドラマを通して伝えます。

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令和3年4月の新着郷土資料(令和3年4月1日掲載)

資料名出版情報内容
奇蹟の軍馬勝山号
日中戦争から生還を果たした波瀾の生涯
小玉 克幸∥著
潮書房光人新社 出版
価格 本体800円+税
大陸戦線で何度も負傷を繰り返しながら戦地を駆け抜けた、岩手出征の軍馬・勝山号。歴戦の部隊長、一緒に戦った兵士、愛情をもって育てた家族たち、勝山号に携わった人々の姿とともに“奇蹟の馬”の波瀾の足跡をたどります。
農家メシ! パウロタスク∥著
幻冬舎 出版
価格 本体1,300円+税
新米の卵かけご飯、井戸で冷やしたスイカに、天然ふきのとうの天ぷら……東京から岩手で農家を営む妻の実家に引っ越した著者が、農家ならではのごちそうを味わいつくすコミックエッセイです。『幻冬舎plus』での連載に加筆修正し、単行本化しました。
野村胡堂とハナ夫人
御存知!「銭形平次」の作者とその妻の物語
寺島 利尚∥著
住川 碧∥監修
牧歌舎東京本部 出版
価格 本体1,400円+税
わたしの人生は、ハナなしには考えられない――。銭形親分大活躍の陰に秘められた『銭形平次』作者・野村胡堂とハナ夫人の真摯な愛の日々を綴ります。野村胡堂が「あらえびす」の名前で行っていた音楽評論も抜粋して紹介しています。
実験で楽しむ宮沢賢治
「銀河鉄道の夜」
四ケ浦 弘∥著
HISA∥絵
勝山 陽子∥絵
細川 理衣∥絵
金沢・金の科学館 出版
価格 本体2,000円+税
ルビーよりも赤くすきとおりリチウムよりもうつくしく燃える蠍の火。うつくしいリチウムの赤い炎とはどのようなものか?賢治の「銀河鉄道の夜」に登場する言葉を科学の実験で再現。「銀河鉄道の夜」(第4次稿)も収録しています。
石川啄木トレビアンなお話 山本 玲子∥著
ツーワンライフ 出版
価格 本体1,000円+税
美しい山々に囲まれた所で育った石川啄木。彼が初めて見た海は、どこの海でしょう? 「啄木ソムリエ」である著者による啄木トリビアクイズをはじめ、啄木の資料をもとに紡いだ小説、啄木に関するエッセイや論考を収録しています。

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令和3年3月の新着郷土資料(令和3年2月26日掲載)

資料名出版情報内容
一九四四年の東條英機 岩井 秀一郎∥著
祥伝社 出版
価格 本体860円+税
1944年、東條英機首相兼陸相は参謀総長に就任する。反発・抵抗を受けるなか、なぜ東條は権力集中の措置を強行したのか?明治から昭和という時代の中で近代日本の矛盾を体現した“1944年の東條英機”から<明治のシステム>の欠陥を読み解きます。
共振する異界
遠野物語と異類たち
永藤 靖∥著
三弥井書店 出版
価格 本体2,500円+税
「遠野物語」に抱く牧歌的な世界は幻想に過ぎない――。「遠野物語」を築く空間、時間、経済行為という地層に交易都市・遠野という視点から分け入り、里山の民話という従来のイメージから一線を画す新たな魅力を案内します。
アリスに驚け 高山 宏∥著
青土社 出版
価格 本体2,600円+税
絵も会話もない本なんて何になるの?アリスの素朴な疑問が、退屈と倦怠に満ちたヴィクトリア朝社会を<驚異>弾ける魔術の帝国へと変貌させる。綺想に彩られた「アリス」の物語を大胆に切り拓く論考集です。『ユリイカ』等への掲載をまとめ、単行本化しました。著者は岩手県出身です。
一篇の詩に出会った話 Pippo∥編
西 加奈子 ほか∥述
かもがわ出版 出版
価格 本体1,800円+税
<一篇の詩>との出会いで、人生が揺さぶられることもある。宮沢賢治「告別」、立原道造「中学一年生は誰でも」など印象深い詩歌や歌詞との出会いについて、宮内悠介、西加奈子、穂村弘などさまざまな分野で活動する11人にたずねます。
かなしき時は君を思へり
石川啄木と五人の女性
山下 多恵子∥著
未知谷 出版
価格 本体1,800円+税
山の子の/山を思ふがごとくにも/かなしき時は君を思へり――。妻・節子、娘・京子、母・カツなど、啄木が「かなしき時」に思い出すひと、懐かしいであろうひと5人の女性についてつづります。

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令和3年2月の新着郷土資料(令和3年1月29日掲載)

資料名出版情報内容
真実の原敬
維新を超えた宰相
伊藤 之雄∥著
講談社 出版
価格 本体900円+税
藩閥政府の行き詰まりを打開し、昭和の戦後復興を支えたのは、日本初の「平民」宰相のヴィジョンだった。混乱の時代における政治家の役割とは何か。政治における優れたトップリーダーの資質とは何か。没後百年を超えた今、原敬の生涯と政治家としての実力に改めて迫ります。
子供の『創造性』を豊かにする授業
集団で新しい価値を生み出す「創発の学び」の実現とこれから
岩手大学教育学部附属小学校∥著
教育出版 出版
価格 本体2,300円+税
「<創発の学び>を実現する教育課程の創造」という研究主題について取り組んできた、岩手大学教育学部附属小学校の教育の様子を紹介。各教科の実際の授業風景を示し、集団によって新しい価値を生み出す学びについて具体的な手立てを伝えます。
ぼくとジムランの酒とバラの日々 新版 菅原 正二∥著
駒草出版 出版
価格 本体2,000円+税
岩手県一関市のジャズ喫茶「ベイシー」店主の“音”の探究。ユーモアあふれる筆致で、オーディオ、そして自分自身と向き合い続ける壮大な哲学を綴っています。2010年に発行された図書の新版です。
後藤新平の『劇曲平和』 後藤 新平∥案
平木 白星∥稿
後藤新平研究会∥編
藤原書店 出版
価格 本体2,700円+税
初代満鉄総裁、逓信大臣等を務めた後藤新平原案の戯曲を収録。欧米列強との競争が高まる時代を見据えた彼が、国内外に向けて真に訴えたかったこととは何か?歴史学者・加藤陽子による解説と小説家・出久根達郎の特別寄稿も掲載しています。
宮沢賢治の地学読本 宮沢 賢治∥作
柴山 元彦∥編著
創元社 出版
価格 本体2,200円+税
地学的な知識や表現がちりばめられている賢治作品の中から「イギリス海岸」をはじめ特に地学の魅力にあふれた5作品を厳選。地質や鉱物、気象についての詳細な解説とともにものがたりを読み解きます。

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令和3年1月の新着郷土資料(令和2年12月28日掲載)

資料名出版情報内容
前川善兵衛ゆかりの三神社 佐々木 勝宏∥著
ツーワンライフ 出版
価格 本体1,600円+税
盛岡藩を支えた大槌の御用商人・前川善兵衛ゆかりの三神社「厨川稲荷神社」「前川稲荷大明神」「三日月神社」の謎を「雑書」や扁額等の丹念な調査で解き明かします。三日月神社の本尊・不動明王立像の胎内物なども紹介しています。
南部杜氏の源流
近江商人といわて
三島 黎子∥著
山口北州印刷 出版
価格 本体1,800円+税
日本に名だたる酒造り職能集団「南部杜氏」のルーツと歴史を物語とノンフィクションで辿ります。また口噛み酒にはじまる日本酒の歴史、醸造技術の変遷なども紹介しています。岩手日報での連載に加筆・編集し、単行本化しました。
はざまにある部屋 沢村 鐵∥著
潮出版社 出版
価格 本体800円+税
小学5年生の2学期、転校生の和枝が学校に来なくなった。彼女が引っ越してきたのは山の中腹にある古アパート。心配して様子を見に向かった彩香がそこで出会ったモノとは……。著者は岩手県出身です。
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』と宇宙の旅
天文学者が解説する
谷口 義明∥著
光文社 出版(光文社新書)
価格 本体1,100円+税
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」はどのように構想されたのか。賢治は宇宙に何を見ていたのか。賢治には未来が見えていたのか――。「銀河鉄道の夜」をテーマに、天文学者である著者がこれまでにないアプローチで賢治の宇宙観に迫ります。
文豪たちのずるい謝罪文 山口 謠司∥著
宝島社 出版
価格 本体1,200円+税
金の無心から締切の交渉、不倫の言い訳、喧嘩の仲裁や詫び……。石川啄木、芥川龍之介、太宰治、林芙美子ら日本の文豪たちが書いたユーモアにあふれる詫び状を、解説とともに紹介します。

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