岩手県立図書館では開館当初から、郷土を代表する作家である“石川啄木”と“宮沢賢治”についての資料を網羅的に収集するよう努めております。新しく収集した資料(図書・雑誌・視聴覚資料等)は、隔年で開催する「啄木資料展」「賢治資料展」で、それぞれ県民の皆様に公開展示しております。
第34回啄木資料展は、平成30年8月から令和2年7月までに、当館が収集した石川啄木関連資料を展示します。あわせて、啄木が抱いた思想の移り変わりを、自身の作品や当時の文学等を通して紹介するテーマ展示「啄木の思想をたどる」を行います。
時代を越えて今日もなお、読み継がれ愛され続けている啄木作品の魅力や世界観、そして彼の生き方を、新旧の資料の中から感じ取っていただければ幸いです。
企画展「第34回 啄木資料展」をインターネット上でもご覧いただけるよう、内容の一部を公開しています。電子版目録・図録として、企画展のデジタル版として、お楽しみください。
本来の表記では「豕」に「丶」が付いていますが、環境依存文字のため、ウェブ版では「啄」を用いています。ご了承ください。