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ファイルNo.22「わくわくぴょっこり本~そうぞうしてみよう、どんな本かな?~」

掲載日:平成31年4月13日

イベント概要

開催日時
平成31年1月4日(金曜日)~1月30日(水曜日)
場所
児童コーナー
広報
館内掲示、ホームページ、twitter、メールマガジン
担当
サービス一課および有志スタッフで、選書・準備
貸し出し
45冊

企画

年齢別にスタッフが選んだおすすめの本を、一冊ずつ表紙の一部分だけ見えるように包装し、冒頭の一文を貼付して展示。利用者には見えた一部分と冒頭の一文だけでどのような内容の図書か想像しながら借りていただく、というイベントです。内容的には“本の福袋”と似ているところがありますが、手掛かりから中身を想像するワクワク感を前面に押し出しています。

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準備

用意する物


  • 手作りのしおり(用意する物④)

(1)本を選ぶ~包装まで

スタッフが一人1冊ずつ選書から包装まで担当しました。選書については、各スタッフがオススメす るものを選び、包装については、それぞれ本の表紙の一部分だけぴょっこり見えるように包みました。一部分だけ見えるように包むのが意外と難しく、見せたい部分が若干ずれることもありました。年齢別に、幼児16冊、低学年15冊、中学年10冊、高学年11冊と、計52冊用意しました。包む素材がスタッフによって様々で、一人ひとり本の包み方に個性が出て、おかげでバラエティに富んだものを用意することができました。

包装の仕上げに、一冊ずつ大吉おみくじと手作りのしおりを入れて封をし、その本の冒頭の一文を書いた紙と貸出処理用のバーコードを貼付しました。

  • 大吉おみくじとしおりをセットにして包装の中に入れている写真
    おみくじとしおりを入れる様子
  • 冒頭の一文(用意する物②)と貸出処理用のバーコード(用意する物③)を包装のおもてに貼り付けた写真
    完成図

(2)コーナー設営

設置場所は、カウンターから少し離れた場所でしたが、図書館外からも目立つところに設置しました。

  • 実際の展示の写真。ガラス張りで図書館外の廊下からも展示場所が見えます。
    展示の様子

開催

遠い所にお住まいの方でも参加できるように、貸出は一人につき1冊としました。最初に借りられたのは、幼児向けの絵本でした。その後、中学年向けのものが早めになくなり、高学年向けはなかなか借りられず苦戦しました。

期間中、展示している資料を手に取ったり眺めたりしている利用者の様子が伺えましたが、貸出を一人につき1冊にしたためか、短期間で一気に借りられるのではなく、少しずつじわじわと借りられていきました。それでも、月末を迎えても全て貸出にはならず、数冊残る結果となりました。

「普段手にしない作家の本を読むことができて面白かった」「おもしろそうなイベントだね」と声をかけて頂き、新しい本との出合いのきっかけになったと思います。反省として、利用者に主旨を伝えるのに苦慮し、包装をもっとカラフルなものにするなど、見せ方にも工夫が必要だったかと思います。

今回は年明けに行い、冬休み中の子どもたちが来てくれましたが、名称を変えて夏休み中に"お盆玉"として行ってもよいと思います。

  • 親子連れで本を選んでいる写真
    初日の様子
  • カウンター前での展示風景の写真
    冊数が1/3くらいになった頃、展示場所をカウンター前に移動しました。

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