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ファイルNo.1「読んでミッション☆～読書クイズにチャレンジ！～」
更新日：平成25年3月31日
イベント概要
- 開催日時
- 2012年4月1日(日)～5月30日(水)
- 対象
- 小学生以上
- 場所
- 児童コーナー
- 広報
- 館内掲示、ホームページ、twitter、メールマガジン
- 参加者
- 延べ200名以上
1.企画
子どもの読書週間に向け、子どもたちにとって親しみやすい企画で、読書のきっかけを作りたいと考えたことから始まりました。また、当館で発行している子ども用メールマガジン掲載の、スタッフおすすめ本を改めて館内に掲示し、利用促進を図るというねらいも兼ねています。
2.内容
1.クイズとスタンプラリー形式で
児童コーナーのスタッフが過去3年間子ども用メールマガジンで紹介してきたおすすめの本約120冊を展示し、その本の中に内容に関するクイズカードをはさみ、カウンターで答えをお話してもらいます。正解すると、スタンプがもらえ、3つ集めると、ミッション達成で、景品がもらえるというものです。クイズを織り交ぜた展示にすることで、子どもたちにより能動的に本に触れてもらえるのではと考えました。
- 出題例！
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- ①『霧のむこうのふしぎな町』より
問：霧の谷の別名はなーんだ？
答：めちゃくちゃ通り - ②『続・しごとば』より
問：仕事道具で、「ポップホルダー」をつかうのは、何の仕事？
答：書店員
- ①『霧のむこうのふしぎな町』より
2.準備
子ども用メールマガジンでは、毎月低・中・高学年向けの本を1冊ずつ紹介しています。読み物が中心ですが、絵本や知識の本もあります。クイズは本の内容に合わせたもので、簡単なものから物語の肝に関する難しいものまで、担当スタッフがそれぞれ楽しみながら作りました。
また、正解するともらえるスタンプや景品のメモ帳などは、スタッフ手製のオリジナルです。メモ帳は色紙とマスキングテープを使ったとても可愛らしいもので、子どもたちに大変よろこばれました。
3.子どもたちの反応
期間中、たくさんの子ども達が参加してくれました。ミッションに参加した子が、違う週に友だちや兄弟を連れてきたり、最終日に「今日でおしまいだから」と来てくれた子も。初めて図書館に来てミッションに参加し、「おもしろい！また図書館に来たい！」といって、そのまま図書館のファンになった子たちもいました。
子どもたちの反応から、「図書館で何か楽しいことをしているぞ。」という印象をもってもらえたのではないでしょうか。普段、児童コーナーでのイベントの参加者は低学年が中心となりますが、今回は高学年の子も参加してくれたことも大きな収穫でした。
さらに、展示した本が一通り利用されたことから、当初のねらいであった、メールマガジン紹介本の利用促進の効果もあったと思われます。
4.リターンズ？！
展示した本は、普段手に取られない知識読み物なども利用され、紹介したかいがあったと実感する一方、読みでのある高学年向けの読み物などはあまり手にとられないという状況もありました。クイズをきっかけに、手に取った本からさらに次の読書のステップにつながるような工夫をし、また再開催したいと思います。