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企画展

盛岡市出身の方言学者・橘正一(たちばな しょういち)が39歳で没してから80年を迎えます。正一はことばを通じて民衆の思想・感情を知り、その歴史を明らかにしたいという思いで、闘病の傍ら全国の方言を研究しました。

日本の方言研究は明治期に一度盛んになり、昭和に入って再び興隆を見ました。当時からすでに方言の衰退は進み、やがては消え去るのではないかという懸念が強まっていました。それらを今のうちに収集し記録しておかなければ永久にその機会が失われてしまうと、半ば愛惜の念に駆られて多くの方言集が編まれたのだと、正一は言います。本企画展では正一の生涯をたどり、日本の方言研究について概観し、さらに岩手の方言を関連資料で紹介します。

全国各地で地方独特の言葉が影をひそめつつありますが、地方の特性・特色が盛んにアピールされる中、そこで使われる言葉――方言の持つ魅力もあらためて見直されていくはずです。地域に暮らす人々が用いてきた昔ながらの言葉を見つめなおし、言葉の豊かさを感じる機会となれば幸いです。

企画展「おらほのことば~橘正一没後80年~」ポスター

企画展開催情報

開催期間
令和2年8月1日(土曜日)~10月18日(日曜日)
開館時間
9時00分~20時00分
休館日
8月31日(月曜日)、9月30日(水曜日)
会場
アイーナ4階
岩手県立図書館 展示コーナー
所在地
〒020-0045
盛岡市盛岡駅西通一丁目7番1号
いわて県民情報交流センター(アイーナ)内

関連催事:展示解説

企画展「おらほのことば~橘正一没後80年~」を担当者が解説します。

日時
①令和2年9月12日(土曜日) 14時から14時20分
②令和2年10月10日(土曜日) 14時から14時20分
会場
アイーナ4階
岩手県立図書館 ミニシアター
定員
22名・一般向け

マスクの着用をお願いいたします。

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