企画展「かるた 今むかし」
更新日：平成26年12月16日／掲載日：平成26年11月18日
年の初めの遊びとして、長いあいだ子どもたちに親しまれてきた「お正月遊び」。代表的なものとして、かるた・すごろく・凧揚げなどが挙げられます。これらは「伝承遊び」とも呼ばれ、それぞれに歴史も古く、いつまでも大切に伝えていきたいものばかりです。
中でもかるたは、年齢・性別に関係なく世代をこえて親しまれており、まわりの人々と交流しながら遊んで学べる、すぐれた教材としても利用されてきました。近年は、身近な地域の代表的な自然・歴史・産業・文化等を詠み込んだ「郷土かるた」が各地で作られ、郷土愛を育む教材ともなっています。岩手県内でも多くの「郷土かるた」が作られており、その内容も「方言かるた」や、岩手を代表する歌人・石川啄木の歌を用いた「啄木かるた」など多岐にわたっています。
本展では、かるたを中心にさまざまな「お正月遊び」について、その由来や歴史を所蔵資料で紹介するとともに、県内各地で作られた多彩な「郷土かるた」を展示します。遊びを通じて受け継がれてきた日本の伝統的な風習を知り、そこに込められた意味や願いに改めて触れる機会となれば幸いです。
- 開催情報
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- テーマ
- かるた 今むかし
- 開催期間
- 平成26年12月5日(金)～平成27年1月25日(日)
12月26日(金)・12月29日(月)～1月3日(土)は休館日 - 開館時間
- 9時00分～20時00分
- 会場
- アイーナ4階
岩手県立図書館 企画展示コーナー
- 展示資料目録
- 関連行事
- 関連映画会
