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浦田敬三文庫について

掲載日:令和3年5月6日
更新日:令和3年9月27日

この度、岩手の文学研究のための貴重な資料として、故・浦田敬三氏の蔵書の一部(約2,900冊)を特殊文庫として受け入れ、整理作業を終え利用が可能になりました。受入資料の一覧は下記の「浦田敬三文庫一覧」からご確認いただけます。
(※閉架書庫資料ですので、ご利用の際はカウンター職員にお申し出ください。)

浦田氏は、高校教諭の傍ら岩手の近代文学研究に力を注ぎ、昭和54年には岩手近代文庫を設立、国際啄木学会盛岡支部長も務められました。『啄木その周辺-岩手ゆかりの文人』(昭和52年)、『岩手人名辞典』(平成21年)など多くの著書を執筆されています。平成31年3月に逝去されました。

浦田敬三氏 略歴

大正15年(1926)紫波町(旧・志和村)に生まれる。法政大学文学部日本文学科卒業。岩手県立杜陵高等学校ほか高校教諭として昭和61年(1986)の定年退職まで勤務。

昭和51年(1976)岩手県教育委員会表彰(学術・文化)

国際啄木学会、日本社会文学会所属

(※『岩手の近代文藝家名鑑』(杜陵高速印刷株式会社出版部 2003.3)より)