平泉アラカルト

過去の展示

岩手県立図書館で行われた過去の企画展示から、平泉に関わるものをご紹介します。

「素晴らしい平泉文化遺産」(平成18年度)

埋蔵文化財センター主催の第28回埋蔵文化財展および講演会「素晴らしい平泉文化遺産」との共催で行われた企画展示です。講演会にあわせて、岩手県立図書館所蔵の関連資料等を展示しました。

テーマ素晴らしい平泉文化遺産
〜図書資料と発掘調査から見えてくるもの〜
期間平成18年7月29日(土)〜8月10日(木)
場所岩手県立図書館 展示コーナー(アイーナ4階)
素晴らしい平泉文化遺産 素晴らしい平泉文化遺産
◇講演会◇
「素晴らしい平泉文化遺産」
図書資料と発掘調査から見えてくるもの〜第一線研究者が熱く語る平泉夏の6日間〜
日時平成18年8月1日(火)〜8月6日(日)
時間第1〜4回 18:00〜17:00/第5・6回 10:00〜11:30
会場岩手県立図書館 ミニシアター(アイーナ4階)
内容第1回 8月1日(火) 「陶磁器類から見えてくる奥州平泉時代」
第2回 8月2日(水) 「世界文化遺産登録と関連図書解説」
第3回 8月3日(木) 「都市平泉の形成」
第4回 8月4日(金) 「園地のある浄土庭園郡〜柳之御所遺跡の池」
第5回 8月5日(土) 「文字資料から見えてくる奥州藤原時代」
第6回 8月1日(日) 「平泉文化の広がりとその活用」
主催:岩手県埋蔵文化財センター/共催:岩手県立図書館

△ ページのトップへ戻る

「歴史探訪〜奥州をめぐる人々」(平成21年度)

歴史探訪〜奥州をめぐる人々

奈良時代末期から平安時代初頭にかけて、奥州では朝廷と蝦夷との間でたびたび大きな争いが起きていました。岩手でも胆沢地方を中心に、朝廷軍による大規模な蝦夷征討が何度か行われ、争いの時代は、征夷大将軍・坂上田村麻呂の遠征により、ようやく終わりを告げます。しかし、朝廷の奥州における支配力は時が経つにつれて徐々に弱まり、やがて平安時代後期には、奥六郡(※胆沢・江刺・和賀・稗貫・斯波・岩手)を拠点とする安倍氏が勢力を伸ばします。

その安倍氏も、前九年合戦という大きな争いの中で頭首・安倍頼時、安倍貞任らを失い、やがて没落してしまいます。この争いでは出羽山北を本拠地とする清原氏が勝者となりましたが、その清原氏もまた、一族内部の対立に端を発する後三年合戦により、やはり没落していきます。そして、この二つの争いを経て、最後に勝ち残ったのが、奥州藤原氏の初代となる藤原清衡です。

企画展「歴史探訪〜奥州をめぐる人々」では、奈良から平安時代まで、奥州をめぐる主な戦いと、それに関わった人々を岩手県立図書館所蔵資料とともに紹介・展示しました。

テーマ歴史探訪〜奥州をめぐる人々
期間平成21年6月1日(月)〜7月5日(日)
場所岩手県立図書館 展示コーナー(アイーナ4階)
目録展示資料目録「歴史探訪−奥州をめぐる人々−」
(PDFファイル/178KB)
歴史探訪〜奥州をめぐる人々 歴史探訪〜奥州をめぐる人々

△ ページのトップへ戻る