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よくあるご質問(FAQ)

更新日:令和4年10月1日

よくあるご質問(FAQ) 目次

利用環境
検索
貸し出し
複写(コピー)
その他

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利用環境

Q1. 無料の駐車場を用意できませんか?

当館が入居している「アイーナ(いわて県民情報交流センター)」は、敷地内での駐車場確保が難しいことから、向かい側の盛岡市営駐車場や周辺の民間駐車場の御利用をお願いしております。

また、アイーナが盛岡駅に隣接し、交通利便性の極めて高い場所に立地していることや、地球温暖化防止の観点からも、できるだけ鉄道・バス等の公共交通機関を利用して御来館いただくようお願いしております。

なお、図書の返却に際しては、車を一時停車して本を返却できる「ブックポスト」を、1階南玄関横に設置しておりますので、併せて御利用くださるようお願いいたします。

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Q2. 岩手県立図書館の利用者への駐車料金を割引してほしいのですが…

駐車料金の割引につきましては、公共交通機関を利用して来館されている方々が負担されている交通費とのバランス上、難しいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

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Q3. 閲覧席を増やしてほしいのですが…

当館では、閲覧用の席を3階フロアに189席御用意しており、うち20席を図書館資料閲覧のための専用席としています。
(※なお、現在は感染症拡大抑制の観点から閲覧席数を縮減しています。)

これらの席は、平日は比較的空いているのですが、高校生などの試験期、日曜・祝日などは来館者が多く、満席状態になることがあります。

閲覧席の増設につきましては、現在の座席の配置が、車椅子の方の利用に配慮し、空間を広く取ったバリアフリー仕様となっていることから、難しいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。

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Q4. 利用者のマナーが悪いのですが…

当館では、利用者の方々がお互いにマナーを守り、気持ちよく利用していただきたいと願っております。このため、当館入口に利用案内を掲示し、

  • 資料を大事に扱ってください
  • 他の利用者の迷惑になるような行為は慎んでください
  • 私物を閲覧席に放置して離席しないでください
  • 携帯電話を使用しないでください
  • 飲食をしたり、飲食物を持ち込んだりしないでください

など、具体的な注意を利用者に呼びかけております。

また、スタッフが館内を定時に巡回しており、その際には、

  • 飲食者への注意
  • 私語の注意

などをしております。

今後とも、利用者のマナーの向上を図るため、利用者の皆さまに呼びかけるとともに、マナー違反の方には注意を促して参ります。

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Q5. 利用者がスタッフに話す声、逆にスタッフが利用者に話す声がうるさいのですが…

当館は、すべての県民に広く開かれた公共施設であり、様々な方が来館されます。

大きな声でお話される方のなかにも、耳の遠い方や、初めて当館に来て、周囲の状況をあまり意識することなく利用方法について相談される方、あるいは当館のサービスについての御意見をおっしゃる方など、多種多様です。

その際スタッフは、利用者の御要望に真摯に耳を傾けるよう心がけると同時に、まわりの利用者にとって快適な環境が維持されているか、心を配っております。

お話が長くなりそうな場合は別室に御案内し、さらにお話をお伺いしたり、周囲の状況をあまり意識されないまま長時間お話される利用者には、場合によっては、もう少し低い声でお話いただくようお願いするなど、状況に応じた対応を心がけております。今後とも、このような考え方で適時適切に対応して参りたいと存じますので、御理解をお願いいたします。

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Q6. 開館時間を延長してほしいのですが?

当館では、利用者サービスの向上を図るため、アイーナへの移転を機に、開館時間を従来より1時間延長し、午前9時から午後8時までとしたところです。

現在の利用状況を見ますと、午後7時以降の利用は比較的少なく、こうしたこと等を考慮し、当面は現状の開館時間で運営していきたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。

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Q7. 空調の温度設定に問題があるのではないでしょうか?

当館の空調は、「アイーナ」全体の空調システムの一環としてコントロール・センターで集中管理されており、外気温の状況に応じ適切な温度管理に努めているところです。

今後も、できる限り適温管理に努めて参りますが、当館は、3階から4階にまたがる大きな施設であり、また、個々人で体感温度が異なることもあって、広いフロアの温度をきめ細かく調節していくことは一定の限度がありますので、御理解をお願いいたします。

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Q8. 授乳・おむつ換えができるスペースはありますか?

児童コーナーに「授乳室」を設けております。また、おむつ換えには図書館入り口付近の多機能トイレもご利用いただけます。なお、小さなお子様をお連れの方にはアイーナ総合受付にてベビーカーの貸出を行っておりますので、あわせてご利用いただくと便利です。

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Q9. 図書館内に飲食・喫煙ができるスペースはありますか?

図書館内では飲食をすることができません。持ち込みで昼食をとられる場合は、アイーナ内の所定場所をご利用ください。ただし、アイーナ館内へのカップ麺等汁物の持ち込みは禁止されておりますので、この点についてはご理解をお願い致します。

アイーナ館内で食事可能な場所は各階のベンチ設置場所等です。詳しくはアイーナの総合案内(電話:019-606-1717)までお問合せください。なお、アイーナの1階と4階に飲食店がございますので、そちらで食事をとることもできます。

喫煙については、図書館内に限らずアイーナ全館が禁煙となっております。

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Q10. 自分のパソコンを持ち込んで使用することはできますか?

いずれの閲覧席でも持込パソコンを使用可能です。また、インターネットをお使いの際は、館内にインターネット閲覧用の端末を用意しておりますので、そちらをご利用ください。

なお、館内ではアイーナWi-Fiが利用可能です。Wi-Fiの利用方法についてはアイーナの総合案内(電話:019-606-1717)までお問合せください。

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検索

Q11. 岩手県立図書館のホームページでは、岩手県立図書館にある本、CD、DVDだけしか探せないのでしょうか?

当館ホームページには、当館の所蔵を検索する「蔵書検索」のほかに、「県内図書館横断検索」というメニューがトップページにあります。これは、当館はもとより、県内にある一部の市町村立図書館、大学図書館等にある本を一度に、まとめて検索できるものです。どうぞ御利用ください。

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Q12. 探したい本が館内のどこにあるのか分からないのですが…

図書館の本は、一定の規則「日本十進分類法」(※注1)でジャンル毎に並んでいますので、この規則を利用して探していただくことになります。

当館では、3階フロア中央に、本棚をジャンルで色分けした配置図を掲げており、この配置図から目当ての本がある本棚を探していただくことができます。また、この配置図を印刷したチラシを入口やカウンターの近くに置いてありますので、御自由にお持ちください。

なお、目的の本が見つからないときは、スタッフにお問い合わせください。御案内いたします。

※注1:日本十進分類法
本の内容を10区分し、その各々をさらに10区分して全部で10区分にする。その各々を、また10区分して全部で1,000区分に…と、10区分ずつ細かく分けていく図書館での図書の分け方のことです。この分類に基づき、本の背中にラベルが貼付され、それに従って書架に並べられています。例えば、日本の小説は913、料理の本は596、憲法は323などとなります(実際は、さらに細かく区分することがあります)。

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Q13. 目的の本が本棚にないのですが…

当館の蔵書は、令和2年3月末時点で約80万冊です。そのうち、利用者の方々が本棚から手にとって利用できる図書は、約14万冊です。その他はすべて書庫にしまってあります。

書庫を含め当館にある全部の蔵書から、読みたい本を探したいときは、館内の蔵書検索専用パソコン(OPAC)で調べてみてください。手順に従って、書名や著者などから簡単に調べることができます。検索して読みたい本が見つかったら、「請求票」をプリントアウトして、その本がどこにあるかを、請求票で確認してください。貸出中の場合は、予約することもできます。

目的の本がみつからないときは、スタッフにお問い合わせください。御案内いたします。

また、当館に所蔵がない本でも他の公共図書館などから当館を通じて借りることができます(ただし、発行後1年以内の本は借りられない場合があります)。お気軽にお問い合わせください。

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Q14. 蔵書検索用パソコン(OPAC)で検索した結果をプリントアウトした紙の情報が分かりにくいのですが…

プリントアウトした紙を「請求票」といいます。各項目は、以下のようになっています。

請求表 表示例

請求表 表示例

==資料の内容===

タイトルやシリーズ名、編著者、出版者、出版年等、資料の情報が表示されます。

==配架情報===

「その本が図書館内のどこにあるのか?」の情報です。

配架場所 現在
資料が並べられたおおよその場所(配架場所)を示しています。
【閉架書庫】【貴重書庫】【16ミリフィルム】と書かれている場合は、書庫にある資料です。ご利用の際は、カウンタースタッフにお声掛けください。
背ラベル
本の背表紙に貼られたシール(背ラベル)の記号です。どの本棚の、大よそどのあたりにあるのかが確認できます。
状態
この本が借りられる状態かどうか、確認できます。
バーコード
その資料に貼られているバーコードの番号です。
予約数
この本の貸し出し待ち人数(予約者の数)を確認できます。
配架場所一覧

配架場所3階

配架場所4階

配架場所の先頭に【閉架書庫】と書かれているもの、所蔵場所に【貴重書庫】または【16ミリフィルム】と書かれているものは、書庫にある資料です。ご利用の際は、カウンタースタッフにお声掛けください。

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Q15. 新聞記事を探しているのですが…

岩手県内で発行されている新聞は3階郷土資料コーナーに、それ以外の新聞は4階新聞雑誌コーナーに配架しております。古いものは書庫にしまってありますので、お探しの号が見つからない場合はカウンターの職員にお尋ねください。なお、一部の新聞は原紙の保存を優先するため、マイクロフィルムや縮刷版で提供しておりますので、ご了承ください。

お探しの記事がどの新聞に掲載されているか分からない場合は、オンラインデータベースが便利です。当館では朝日新聞、読売新聞、河北新報、岩手日報、日本経済新聞のオンラインデータベースが利用できます。

  • 当館で利用可能なオンラインデータベースについては、「電子資料一覧」のページでご確認ください。

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Q16. 雑誌に掲載されていた記事を探しているのですが…

岩手県に関する雑誌は3階郷土資料コーナーに、それ以外の雑誌は4階新聞雑誌コーナーに配架しております。バックナンバーや一部雑誌は書庫にしまってありますので、ご希望の雑誌が見つからない場合は、館内の蔵書検索機(OPAC)で検索していただくか、カウンターの職員にお尋ねください。

お探しの記事がどの雑誌に掲載されているか分からない場合は、国立国会図書館が提供している「NDLオンライン」などが便利です。

当館で所蔵していない雑誌であっても、誌名・掲載巻号・記事のタイトルなどが分ればコピーを取り寄せることができますので、その際はカウンター職員にご相談ください。

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貸し出し

Q17. 本やビデオを借りるにはどんな手続きが必要ですか?

「利用者カード」の作成が必要です。御本人が来館され、「利用者カード交付申請書」に必要事項を御記入のうえ、住所、氏名の確認ができる証明書(健康保険証,運転免許証、学生証、障害者手帳、その他公的機関が発行した書類)の原本(コピーは不可)を添えてカウンターに提出してください。その場で利用者カードを発行いたします。

なお、名刺、クレジットカード、診察券等をもって証明書に代えることはできませんので、御了解願います。詳しくは、スタッフにお尋ねください。

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Q18. 子どもの利用者カードを作りたいのですが証明書がありません。どうしたら良いでしょうか?

お子様が御自身宛の郵便物など住所を確認できるものをお持ちいただくか、御両親のいずれかが同伴してご来館の上、御両親いずれかの利用者カードを提示いただければ、利用者カードを作成することができます。

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Q19. 引っ越してきたばかりで証明するものが何もありません。どうしたら良いでしょうか?

借りることはできませんが、本を館内で読んだり、著作権法で認められた範囲内で複写をすることはできます。また、インターネットを閲覧することもできます。詳しくは、スタッフにお尋ねください。

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Q20. 岩手県に住んでいないと利用者カードは作成できないのですか?

岩手県に住んでいる方以外でも、岩手県内に通勤・通学している方、岩手県内に滞在先のある方であれば、利用者カードを作成することができます。

住所、氏名の確認ができる証明書(健康保険証,運転免許証、学生証、障害者手帳、その他公的機関が発行した書類)の原本(コピーは不可)など、それぞれを証する書類等を「利用者カード交付申請書」と共にカウンターにお出しください。

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Q21. 何冊をいつまで借りることができますか?

図書は15冊まで3週間、ビデオ・DVD・CDは3点まで3週間、それぞれ借りることができます(ただし、未就学児用の「りようしゃカード」で借りることができるのは、児童コーナーにある図書10冊までです)。

図書については、1回に限り3週間の貸出期間の延長ができます。ただし、申し込みの時点で他の利用者から予約が入っている場合は、延長できません。また、ビデオ・DVD・CDは、貸出期間の延長はできません。

なお、貸出期間を過ぎた資料(図書やビデオなど)を返却していない場合は、新たに他の資料の貸出や予約はできません。

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Q22. 借りたい本が貸出中なのですが…

借りたい本が貸出中の場合は、予約することができます。直接来館いただくほかに、電話やインターネットからも予約できますが、インターネットの場合はパスワードを登録する必要があります。パスワードは、利用者カード発行の際に併せて登録することもできますし、カード作成後にホームページから登録することもできます。

なお、予約できるのは、図書資料が15冊以内、ビデオ・DVD・CDが3点以内です(ただし、未就学児童用の「りようしゃカード」で予約できるのは、児童コーナーにある図書資料10冊までです。)。また、貸出期間の過ぎた資料(図書やビデオなど)を返却していない場合は、資料の予約はできません。

予約した資料が利用できるようになりましたら、当館から連絡いたします。ただし、3日間連絡がとれないときや、連絡後7日以内に御本人が来館のうえ貸出手続を行わない場合は、予約をキャンセルさせていただきますので御了承願います。

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Q23. これから図書館に向かうのですが、借りたい本を取り置いてもらうことはできますか?

遠方からのご利用に配慮し、あらかじめ書架に並んでいる資料(在架資料)を予約し、取り置きすることができます。

在架資料の予約は電話でうけたまわっております。電話でご要望の資料の所蔵状況・貸出状況をご確認いただき、お申込みください。

お取り置き期間は予約のお申し込みから7日間ですので、それまでにご本人が来館し、お受け取りください。また、お取り置きできるのは、館外貸出可能な資料で、未貸出かつ在架の資料です。

なお、直接ご来館された方の利用が優先されますので、館内で閲覧中であったり、取り置きのお申し込み直後に貸出となりご用意できない場合がございます。あらかじめご了承ください。

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Q24. 岩手県立図書館の本を利用したいのですが、直接行くことができません。近くの図書館を通して借りることはできますか?

読みたい本が最寄りの市町村立図書館になく当館にある場合は、最寄りの図書館を通して借りることができますので、お近くの図書館にお問い合わせください。

お近くの図書館からお申し込みいただいた本が、その時点で、当館で貸出中でなければ、お申し込みいただいてから1週間程度でお届けすることが出来ます(諸般の事情により多少、前後する場合があります。)。

また、当館のホームページの「蔵書検索」で「貸出できない資料です」と表示される資料でも、個人への貸出は出来ませんが、最寄りの図書館の館内で御覧いただけるものもあります。御不明の際は直接、当館にお問い合わせください。

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Q25. 図書館に行かずに本を借りることはできますか?

当館の利用登録がお済みであれば、宅配便で本を受け取ることができます。貸出対象資料、貸出点数、貸出期間は来館時と同様ですが、下記の点にご注意ください。

  • 送料は自己負担となります。(※着払で発送します。)
  • 準備できた資料から順次発送します。
  • 宅配業者、到着日・時間などの指定は原則できません。

詳しい利用方法については、スタッフにお尋ねください。

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Q26. 目的の本が岩手県立図書館にはありませんでした。その本をぜひ利用したいのですが、どうしたら良いでしょうか?

当館に所蔵していない本が他の公共図書館や国立国会図書館にある場合、当館を通して借りることができます(ただし、発行後1年以内の本は借りられない場合があります)。

なお、有料にはなりますが、著作権法で認められた範囲内での複写を所蔵館に依頼して、利用したい部分の複写物を取り寄せることができる場合もあります。当館又はその本の所蔵館に御相談ください。

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Q27. 郷土資料を借りたいのですが…

当館では岩手県に関する資料や岩手県出身者の著作などを郷土資料として収集しています。

これらの郷土資料については、岩手県民の貴重な財産として永く保存し後世に伝えていくため、永久に保存するもの及び利用に供するものとして、極力、2冊以上の収集に努めております。

したがって、利用に供するものについては、館外への貸出も可能となっております。

しかしながら、郷土資料の中には、南部藩時代の文書、石川啄木や宮沢賢治の作品などの貴重な資料も含まれ、入手不可能なものも多いことから、一部の資料は館内閲覧のみとしているものもありますので、御了承願います。

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Q28. 購入してほしい本があるのですが…

当館では、「岩手県立図書館資料収集方針」に従って、収集する資料(図書、雑誌、DVD・ビデオなど)を選定しています。お寄せいただいた御希望については、この収集方針と予算の許す範囲内で、資料選定の参考とさせていただきます。

御希望の資料については、他の図書館の所蔵の有無を調べて御紹介することもできます。スタッフに御相談ください。

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Q29. 県立図書館から借りた本を近くの図書館に返却できますか?

申し訳ございませんが、当館から借りた本を他の図書館に返却することはできません。ご来館のうえご返却いただくか、送料をご負担いただき郵送で返却していただくことになります。

度々の来館が困難な場合は、お近くの図書館を窓口として当館所蔵の本を貸出・返却する方法をお勧めします。本がお手元に届くまでに1週間ほどかかりますが、お近くの図書館で貸出・返却の手続きを行うことができます。詳しい手続きにつきましては、お近くの図書館の職員にお尋ねください。

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Q30. 借りていた本を失くしてしまったのですが、どうしたらよいですか?

原則として同じ本を購入して弁償していただくことになりますが、まずは図書館までご連絡ください(電話:019-606-1730)。

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Q31. 借りていた本のページが破けてしまったのですが、どうしたらよいですか?

本の修理は図書館で行いますので、セロハンテープやのり等で貼り付けたりせず、カウンター職員に破損・汚損した旨をお伝えください。

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複写(コピー)

Q32. 図書館の本は複写(コピー)できますか?

本来、著作物は「著作権法」(※注2)により、著作者に無断で複写することはできません。ただし、著作権法第31条では、図書館の機能に着目し、一定の条件のもとに、著作権者の了解なしに複写(コピー)できることとしています。当館での複写(コピー)サービスは、この著作権法第31条の「図書館等における複製」の規定に基づいて行われています。

この条文では、

  • 1. その図書館の所蔵資料を
  • 2. 利用者の求めに応じて
  • 3. 調査研究目的のために
  • 4. 著作物の一部分を
  • 5. 一人につき一部提供することができる

としています。

この法律に基づいて、当館でも申請書を書いていただくなどの手続や複写(コピー)後の確認などをさせていただいています。詳しくは、スタッフにお尋ねください。

※注2:著作権法
著作者の権利を保護することで文化の発展に寄与することを目的とする法律。その著作者の権利を部分的に制限し、一定の条件下で例外的に図書館での複製(複写=コピー)を認めているのが、第31条「図書館等における複製」の規定です。

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Q33. 住宅地図はどうして見開きの半分しか複写できないのですか?

住宅地図の著作権の保護期間は、著作権法第53条で「その著作物の公表後70年を経過するまでの間」となっています。この期間中は、著作権者の許諾がなければ、第31条の「図書館等における複製」の規定によって、“その著作物の一部分”しか複写(コピー)できません。

住宅地図については、出版社からの申し入れによって、見開きを一著作物とし、その半分以下を「著作物」の一部分と解釈しています。

そのほか、当館では、図書の種類や内容等によって“その著作物の一部分”を次のように解釈し運用しています。

  • 1冊全部がひとつの作品である本…全体の二分の一を超えない範囲
  • 全集・短編集・論文集…収録された各作品、各論文の二分の一を超えない範囲
  • 一枚ものの地図…全体の二分の一を超えない範囲(※注3)
  • 写真・絵画…著作権の保護期間の切れたものに限り、複写が可能

としています。

この法律に基づいて、当館でも申請書を書いていただくなどの手続や複写(コピー)後の確認などをさせていただいています。詳しくは、スタッフにお尋ねください。

※注3
国土地理院発行の地図に限り、測量法の改正【平成19年5月公布、平成20年4月1日施行の「測量法の一部を改正する法律」(平成19年法律第55号)】により、一著作物の全部の複製が可能になりました。

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Q34. 同じページを2枚、コピーできないのですか?

著作権法第31条では、「著作物の一部分の複製物を一人につき一部提供することができる」と規定されています。したがって、一人で2枚以上の複写はできないことになります。

ただし、電子資料には、利用契約等により、同じページを複数枚プリントアウトできるものもあります。詳しくは、スタッフにお尋ねください。

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Q35. 雑誌のコピーはできますか?

著作権法第31条では、「発行後、相当期間を経過した」雑誌に掲載された個々の著作物はその全部を複写できると規定されています。この「発行後、相当期間」について、当館では次のように解釈し、運用しています。

  • 新聞…日刊の場合、次の日の新聞が発行されたとき
  • 週刊誌、月刊誌…図書館に次の号が届いたとき
  • 季刊誌・年刊書など…発行から3箇月が経過したとき

また、当日の新聞、その週の週刊誌、その月の月刊誌などは、一著作物の半分以内であれば複写可能としています。

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Q36. 自分で持ち込んだ本やノートを図書館でコピーできますか?

館内に設置されたコピー機は、著作権法第31条による複写(図書館資料を複製すること。)のために設置されたもので、営利を目的としたものではありません。このため、持ち込んだ本やノート(図書館資料以外のもの)の複写をすることは、目的外の使用となるため、できません。

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Q37. 過去に発行された大学の「紀要」を一冊すべてコピーしたいのですが、できますか?

「紀要」は、通常終期を定めず逐次刊行される「定期刊行物」であり、同時に複数の著作物から構成される「編集著作物」であるとみなされます。

このような「定期刊行物」であり、かつ、「編集著作物」でもある資料の複写につきましては、著作権法第31条の規定により、複写できる範囲は「著作物の一部分(発行後相当期間を経過した定期刊行物に掲載された個々の著作物にあっては、その全部)」となっています。

そのため、この号に掲載されている個々の論文は、一論文すべてを複写することができますが、編集著作物であるこの号全体については「著作物の一部分」の規定により、その半分までが複写可能となります。

以上のような理由から、一冊すべての複写はできないことになります。

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Q38. 図書館の本は、図書館に行かなければ複写はできませんか?

郵便またはFAXでも複写の依頼を受け付けています。「図書館資料複写申込書(郵送複写用)」に住所、電話番号、複写希望資料のタイトルとページを必ず明記のうえお申込みください。(※なお、このサービスは電話・メールでは受付けておりませんので、ご了承ください)

このサービスの詳細については、「複写物を取り寄せる」(郵送複写サービス)をご確認ください。

複写箇所が特定できていない場合は、一度職員にご相談ください。

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その他

Q39. 図書館のウェブサービスを利用するにはどうしたらよいですか?

メールアドレスとパスワードを登録していただくことで、岩手県立図書館ホームページから下記の機能を使用することができるようになります。

  • 現在借りている資料の確認、貸出期間の延長
  • 予約中の資料の確認
  • 貸出中の資料に対する予約

“利用登録時にメールアドレスとパスワードを登録した”方は、「利用者メニュー」にログインしてください。

“利用登録時にメールアドレスとパスワードを登録しなかった”、または“登録した情報を忘れてしまった”という場合は、「ウェブ利用申請のご案内」のページを参考に、登録/再登録を行ってください。

また、メールマガジンの配信登録をしていただくことで、毎月、岩手県立図書館のイベント情報等が配信されます。メールマガジンの配信を希望される場合は、「岩手県立図書館メールマガジン」のページを参考に配信登録を行ってください。

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Q40. 図書館に本を寄贈したいのですが、どうしたらよいですか?

当館では図書、雑誌、映像資料等の寄贈を受け付けていますが、既に所蔵しているものなどは受け入れられない場合がありますので、事前に下記までお問い合わせください。
■資料管理課/電話:019-606-1730(代表)

なお、当館では郷土に関する資料の収集を行っています。寄贈に関する詳細は「郷土資料の寄贈のお願い」のページをご確認ください。

また、2011年3月11日に発生した東日本大震災に関する資料の収集も行っています。震災関連資料の寄贈に関する詳細は、「資料寄贈のお願い」のページをご確認ください。

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