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ファイルNo.18「ぬいぐるみのとしょかんおとまり会」

掲載日:平成29年4月16日

イベント概要

開催日時
平成28年5月7日(土曜日) 14時30分~
対象
幼児から
定員
20名
場所
児童コーナー おはなし室
参加費
無料
広報
館内掲示、ホームページ、twitter、メールマガジン
講師
スタッフ4名(その他、部分対応2名)
参加者
子ども25名(おはなし会のみ参加も含む)、保護者15名 合計40名

1.企画

平成24年にも開催した人気の企画。今回は「2016年 第58回子どもの読書週間」(4月23日~5月12日)に合わせ、アイーナ開館10周年記念企画と連動して実施。前回は15名だった定員を、20名に増やして企画しました。主な構成は、子ども達がぬいぐるみを持って図書館に集まり、おはなし会が終わった後に、ぬいぐるみを寝かしつけて一旦家に帰り、翌日に迎えに来るというものです。子ども達が帰った後、ぬいぐるみが図書館内で本を読んだり遊んだりしている写真を撮り、翌日、自分のぬいぐるみの写った写真を子どもにプレゼントします。

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2.準備

①タイムスケジュールを組む

このイベントは準備が肝心です。おとまり会翌日には、写真アルバムを完成させなければなりません。写真アルバムを用意する際は、事前にアルバムの構成や撮影の構図を決め、当日は写真をはめ込むだけの状態にしておくと作業が捗ります。予め撮影担当、編集担当等の役割分担、タイムスケジュールを決めておき、リハーサルを重ねておくとスムーズに作業する事ができます。

特に参加者多数の場合、一人分を一台のカメラで撮影すると時間がかるので、ぬいぐるみの大きさでグループを分け、図書館での作業の様子ごとに複数台のカメラで撮影し作業時間の短縮を図りました。撮影済のものから編集へまわし撮影と編集を同時進行で作業しました。

②アルバムの準備とぬいぐるみのポーズ設定

20名の参加者の中には、3人兄弟姉妹での参加があったため、「自分だけのアルバム」という喜びを味わっていただく為、写真の構図設定やコメントも少しずつ変更しA~Cの3パターンの案を考えアルバムを準備しました。

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3.開催時の様子

おはなし会

おはなし会のみ参加の方も呼び込み、保護者も含めて計40名の参加者で開催となりました。

下は1才から上は8才までと、年齢の幅はありましたが、大きな子たちが複数いたことで、集中が途切れることなく楽しんでいる様子でした。人数が多かったので大型絵本2点を中心に、手遊びを挟んで、今回のテーマにジャストな内容の絵本をスポットライトの下で1点読んだことで、同じテーマの中でも、間延びせず変化が付けられて良かったです。

  • おはなし会の1コマ

  • 子ども達による寝かしつけ

おはなし会プログラム
  1. 大型えほん『ドアがあいて…』
    エルンスト ヤンドゥル∥作 ノルマン ユンゲ∥絵 斉藤 洋∥訳 ほるぷ出版
  2. 大型えほん『くまのコールテンくん』
    ドン フリーマン∥さく まつおか きょうこ∥やく 偕成社
  3. 手遊び「ハンバーグ」
  4. えほん『ぬいぐるみおとまりかい』
    風木 一人∥作 岡田 千晶∥絵 岩崎書店

撮影とアルバム作成

準備したタイムスケジュール通り、参加者20名分のアルバムを、実質3名で5時間かけて作成(twitterへおとまり中の実況中継を含む)。予備時間も含めて想定していた時間内に、何とか収めることができました。

  • 撮影風景の1コマ

  • アルバムの1コマ

翌日のおむかえの様子

保護者の中には、おむかえの様子を写真に納めている方もいました。わたしたちにとっては幾つも開催しているイベントの中のひとつかもしれませんが、参加者の皆さんにとっては、幼少期の大切な思い出として残っていくのでしょう。

  • おむかえを待つぬいぐるみ

参加者の反応

募集締切以降も問い合わせが続き、次回も開催してほしいという要望も多く頂きました。

また、当日の写真をツイッターに掲載したところ、当日は全体で7万件ほどの閲覧数となりました。これは過去一か月間のツイート中で最も多い閲覧数です。この他、「県立図書館からぬいぐるみの写真が流れてきてかわいい」といった、企画に関係したツイートを行ったアカウントが現れるなど、イベントに参加していない方にも好評の企画であったことがうかがわれます。

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5.参考サイト等

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