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企画展「岩手の馬文化」

掲載日:平成31年4月21日

軍事・輸送・農耕など、馬と人との関わりは深く、歴史的に見ても馬は重要な役割を果たしてきました。特に東北地方は、古来より日本有数の馬産地として有名だったとされています。中世には糠部郡(ぬかのぶぐん 現在の青森県東部~岩手県北部)に馬牧が設置され、近世においても盛岡藩は馬産を重要視し、藩営の牧場を設けて良馬の育成を行いました。

庶民の生活においても、信仰の対象や年中行事の一つとして、馬や、それをモチーフにした道具が用いられるほか、馬は運搬や農耕などの使役として同じ屋根の下で共に暮らし、大切に育てられました。近代以降、モータリゼーションの進展や農業機械の普及に伴い、私たちは日常生活において、馬の姿をほとんど見ることがなくなりました。しかしながら岩手では、馬産地として栄えた名残として、南部曲がり家、オシラサマ、チャグチャグ馬コなどの馬事文化が現在も受け継がれています。

本展では、日本と岩手における馬と人との歴史をたどるとともに、馬にまつわる生活様式や信仰、年中行事を関連資料で紹介します。「馬」を通して郷土の文化に触れ、理解を深める機会となれば幸いです。

開催情報
テーマ
岩手の馬文化
開催期間
令和元年5月18日(土曜日)~7月28日(日曜日)
5月25日(土曜日)・31日(金曜日)、6月28日(金曜日)は休館日
開館時間
9時00分~20時00分
会場
アイーナ4階
岩手県立図書館 企画展示コーナー
展示資料目録
  • 企画展「岩手の馬文化」ポスター画像
  • 企画展「岩手の馬文化」会場の様子の写真
  • 企画展「岩手の馬文化」会場の様子の写真

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